2017.9
No.193

会報最新号

2014.06 No.161

「面白い」こそ僕の小説のいのち

作家 和田 竜さんと「村上海賊の娘」を読む

4年半、この1作に打ち込んで

2014年本屋大賞を受賞した和田竜さんの小説「村上海賊の娘」(新潮社)は、取材・執筆に4年半をかけたスケールの大きな歴史小説だ。朝日新聞関西スクエアの第6回「中之島どくしょ会」が5月27日、大阪市北区中之島2丁目のフェスティバルスイートで開かれ、作者自身が、出版社の担当編集者を交えて、構想から完成させるまでの過程をつぶさに語った。聞き手は朝日新聞大阪本社生活文化部の柏崎歓記者。

2014.05 No.160

宝塚流 きれいのヒ・ミ・ツ

ヘアーメーキャップアーティスト CHIHARU さん

第2回 宝塚歌劇100周年

宝塚歌劇の100周年を記念した朝日新聞社の「ライブ☆タカラヅカ」第2回が4月26日、大阪市北区のヒルトン大阪で催された。ゲストは、同歌劇団OGでヘアーメーキャップアーティストとして活躍するCHIHARUさん。 「宝塚流きれいのヒミツ」をテーマに、音楽学校や歌劇団時代の思い出や、メークの世界に転身したきっかけを語った。後半は来場者からモデルを募ってメークの悩みに答え、実演を披露した。

2014.04 No.159

1束の史料から歴史掘り起こし

作家 澤田 瞳子さん「満つる月の如し 仏師・定朝」

読み込み、想像する苦労と楽しさ

わずかに残る史料を手がかりに、想像力の光を縦横に注ぎ、長い時間の闇に埋もれていた人間像を浮き彫りにする――宇治・平等院鳳凰堂の阿弥陀如来像の作者を主人公にした澤田瞳子さんの小説「満つる月の如し 仏師・定朝」(徳間書店)はそんな力作だ。

2014.03 No.158

リアルな意外さ、とことん追って

 作家 貴志 祐介さん「ダークゾーン」

真剣勝負のエンターテインメント

 「ダークゾーン」(祥伝社文庫)は、異世界の都市廃虚を舞台に、将棋のプロ棋士を目指す若者が知人たちとともにゲームの駒に変えられ、2組に分かれて壮絶に殺し合う物語だ。朝日新聞関西スクエアの第4回「中之島どくしょ会」が1月28日、大阪市北区中之島2丁目のフェスティバルスイートで開かれ、作者の貴志祐介さんが、創作の狙いや苦心を語った。

2014.01 No.157

「 夢を伝える」忘れずに

トーク&うた 若葉 ひろみさん& 三矢 直生さん

宝塚歌劇100周年

宝塚歌劇が2014年に100周年を迎えるのを記念し、朝日新聞社は、歌劇団の卒業生らを招くイベント「ライブ☆タカラヅカ」を、シリーズで開催します。2013年11月26日に大阪市北区中之島2丁目のフェスティバルスイートで開いた第1回は、元花組の若葉ひろみさん、三矢直生さんが、落語家の林家花丸さんを聞き手に、午後のひととき、楽しいトークと歌を披露しました。

2013.12 No.156

人称と時制 こだわり抜いた1年

作家 藤野 可織さん「爪と目」

遅れたけれど出版社も深く納得

作家が自作を語る、朝日新聞関西スクエアの第3回「中之島どくしょ会」が11月14日、大阪市北区のフェスティバルスイートで開かれた。 ゲストは今年、芥川龍之介賞を受賞した作家の藤野可織さん。受賞作「爪と目」を書き上げるまでの苦闘から、大好きな映画や家族のことまで、会場からの質問にも答え、ざっくばらんに語った。 聞き手は、単行本の出版元である新潮社の編集者、大庭大作さんと平出三和子さん。

2013.11 No.155

釜芸2年目、笑って熱烈開講中

詩人・NPO法人こえとことばとこころの部屋代表 上田 假奈代さん

日雇い労働者の街に根を張り、学び合い

 釜ヶ崎芸術大学が今年も開講した。日本最大の日雇い労働者の街、大阪・釜ヶ崎で、「これまでの人生に大学へ行くという選択肢がなかった人の多いこのまちに、楽しい学びの場を」と、様々な技能・知識を持った人たちが講師になって始めて2年目。主宰するのは、表現と社会の関わりをさぐるNPO法人こえとことばとこころの部屋(通称ココルーム)。第5回朝日21関西スクエア賞を受賞した、詩人の上田假か奈な代よさんが代表を務める。今期は学び合いの輪が広がって科目と講座を大幅に増やし、学生も増えた。授業に通う人々は、親しみを込めて「釜かま芸げい」と呼ぶようになった。

2013.10 No.154

大好きなルソー、わが心の友!

 作家 原田 マハさん「楽園のカンヴァス」

「 いつか書く」胸に温め続け25年

 作家が自作を語る、朝日新聞関西スクエアの第2回「中之島どくしょ会」が9月20日、大阪市北区のフェスティバルスイートで開かれた。 ゲストは原田マハさん。画家アンリ・ルソーを描いた「楽園のカンヴァス」(新潮社)を取り上げ、若いときから抱き続けたルソーへの深い愛着や、自身とアートとの関わり、作品化を構想してから執筆を決意するまでに25年を費やしたといった創作の舞台裏を明かした。

前の8件 1  2  3  4  5  6  7